ペットも人間も。真夏の熱中症対策

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東京は、連日余裕で 30 ℃ を超える暑い日が続いてます。パグ海も、ミニシュナ天も、昼間は↑の通り体力温存モード。やはり、この時期に、本当に心配になるのが熱中症。

ハナペチャのパグ海はもちろん、鼻の長いミニシュナ天ですら、散歩はじめからガアガアし、散歩後もしばらく鼓動がすごく早く、呼吸も荒い。

そんな中、日本気象協会のペットの熱中症対策サイト 2020 年版が公開されました。

症状

初期症状は、

  • パンティング(ハアハアと激しい呼吸)
  • よだれ
  • 粘膜(歯肉や舌、結膜など)の充血やうっ血
  • 頻脈、など

重篤化すると

  • 虚脱(ぐったりとして意識がない)
  • 嘔吐下痢
  • ふるえ
  • 意識消失
  • けいれん発作、など

 

予防

暑い季節の外出時刻には注意が必要です。気温も大切ですが、地面から近いところを歩く犬は気温以上に高温の環境下に晒されているということを忘れてはなりません。朝夕涼しく感じても、お散歩の際にはアスファルトをさわって確かめてみましょう。
暑い時期に外出しなければならない場合には、こまめな給水を心がけ、時には体表に水道水をかけ流し、さらに風を送りなどの気化熱を利用した簡易的な体幹冷却法(*)を取り入れることも良いでしょう。
* 体幹冷却法 頚部(喉から首にかけて)から体幹(胸そして内腿を含めたお腹全域)に水道水をかけたり、水分を多く含んだタオルをかけて団扇であおぐなど。
– 上記サイトより引用

我が家では夏場は夜のみにお散歩しますが、最近は8 時くらいでもまだ暑い! 風のない場所は特に、湿気も高く感じられ、海、天もガハガハしながら歩きます。

8月に入ってからは特に暑いので、首、脇、お腹に水をかけてます。こちらのサイトには OK と書いてますが、「余計に湿って犬は不快」とか「細菌が繁殖しやすい」とも聞いたことがあるので、やはりなるべく風通しの良い道を探しつつ。

応急処置

  • 涼しい場所へ移動
  • 全身に常温の水道水をかけて冷却
  • 水道水で濡らしたタオルなどで包む
  • 涼しい場所で風を送り体幹冷却に努める
  • そして、直ちに動物病院を受診

ポイントは「常温の水」。冷たい水や氷だと、抹消血管が収縮し熱が発散しにくく、逆効果とのこと。

日本動物愛護協会のこちらのサイトも大変参考になりました。

丸刈りのサマーカットは、「裸で直射日光に当たるようなもの」! 毛をすいて密度を低くし、通気性がよくなるように意識して、次回のミニシュナ天お家カットをやりましょう。

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