ワンちゃん、猫ちゃんと一緒に暮らしていると、多かれ少なかれ、トイレに関する悩みはあるものだと思う。
我が家の場合
2 匹目となるミニシュナ天を迎えてからは、特に、悩ましかった。二人とも、トイレの場所の認識はあるものの、
- 少量でもシートについていると、パグ海は極力その場所を避けようとして、トイレシートの端っこを目掛けてする。
- 天ちゃんは、トレーのメッシュの上をクルクルした後、なぜが最後にもう一歩大きく踏み出し、シーツの端っこ、下手をするとシーツ外にしてしまう。
トイレシートからはみ出す確率がすごく高かったため、普通のトイレトレー(レギュラー1枚) => カーペットに直にシーツを2枚配置 => 3枚配置 => 4枚配置、と、どんどんトイレを拡張。しかしながら、「端っこでする」という二人の行動は変わらず。どんだけ拡張しても結局は端っこでするので、ずっとはみ出してた。または、なぜか 2 枚、3枚重なった場所にするため (海ちゃんはその上にはしない)、少量なのにトイレシートを全部交換することになり、もったいないなーとも。
そこで調べたこと、考えたこと。
トイレを常に清潔に、新しいシートに。
=> すでにしてますけど。
フチが高いトイレにする、囲いをつける
=> 結局、入り口(空いているサイド)にはみ出す予感しかない。
目印を立てる
=> 二人とも、ちゃんとトイレは認識しているので、かつ天ちゃんは女の子なので、目印立ててもね。
トイレを大きくする
=> レギュラー 4 枚敷いても、端っこでするんです。
という感じで、「これはイケる」と思わせる解決策が思い浮かばなかったのです。
偶然
そんな中、有名な Ian Dunbar (イアン・ダンバー) 先生の講演ビデオを見てると、「子犬のトイレトレーニングは turf (芝、人工芝) や新聞紙で良く、エコでもない高いトイレシートは要らん」的な発言が。
そういえば、ワンコ達って草むらでトイレするの、好きよね。
本物の芝はメンテが大変そうなので、人工芝トイレを探してみて、出会ったのがこちら。
失礼ながら、日本語が怪しいところもあり、海外のマーケティングコピーをそのまま直訳しただけだったりと、胡散臭さ爆発だったけど、「物は試し」と購入。
我が家なりのカスタマイズと、嬉しい効果
なんと、天ちゃんは、何の抵抗もなく、ものすごくスムーズにこの芝トイレの上でするように。7 cm くらいのちょっとした段差を「登る」ので、「最後の一歩」もこの上で留まるように。
海ちゃんは、最初はものすごく違和感があったみたいで、周りをくんくん、その後は別途バスルームに置いてある予備トイレにダッシュを数日繰り返したものの、天ちゃんを見て学んだのか、数日経てば、上手に芝の上でできるように。
ただし、
- 「お手入れ簡単」とか書いてあるけど、水で流すくらいでは匂いは取れない
- 芝の穴から水は流れるけど、ものすごい排水が良いわけではないので、常になんか湿ってる
- トレイを開く時、中身を捨てに移動する際の緊張感が半端ない。(こぼさないようにね)
- 芝の下のトレイは、傾斜はあるけど、全部がすっきり流れ落ちるわけではなく、ちょっとおしっこが残る。
と、はみ出し防止はできてもそれ以外の問題が発生。
そこで、
- レギュラーシートを1枚敷いて、その上にはメッシュを。(いらずら防止)
- 芝を、もう一枚購入して、洗い替えできるように。洗った芝は、除菌ファブリーズしておく。
このカスタマイズの結果、なんとはみ出しはほぼゼロになりストレスが激減。そして、なぜかすでにおしっこがあっても、その上でできるようになった海ちゃん。そのため、使うトイレシートの枚数も激減。かなり経済的になりました。
本来の使い方とは違うけど、結果、トイレに関するストレスから解放。大満足です。
そして、この偽物の芝の上で踏ん張る海ちゃんは可愛い。