東京都の令和3年度動物取扱責任者研修で、最後にちらっと紹介されたのが「犬猫の販売時における追加説明事項」。
東京都では、飼い主への適正飼養、終生飼養の普及啓発を推進しているということで、PDF がついてました。
基本的なことだけど、もう一回おさらい。
動物の飼い主には、
◎ 動物への責任(一生愛情をもって飼い続けること)
◎ 社会への責任(周囲に迷惑をかけないこと)
があります。
□1 家族全員が、飼うことに賛成していますか?
□2 家族に動物のアレルギーがある人はいませんか?
□3 動物の飼育ができる住宅に住んでいますか?
□4 毎日、世話をできますか?
・犬や猫との生活は15年以上続きます。
・動物も長生きをすれば、介護が必要になることがあります。
・飼い主の入院等で世話ができない場合に備えていますか?
□5 ライフスタイルの変化を考えていますか?
・引越や結婚、就職などの変化を考えていますか?
□6 動物には多くの費用がかかることを知っていますか?
・食費以外にも、用具、予防接種、治療などの費用もかかります。
(参考例:犬・猫の飼育に係る生涯必要経費※犬:約179万円猫:約112万円)
※一般社団法人ペットフード協会 平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査結果より
□7 万が一、飼えなくなった時のことを考えていますか?
・やむを得ない事情により動物を手放す場合への備えが必要です。
□8 誰かの迷惑にならないように飼うことができますか?
□9 動物の習性や正しいしつけの知識をもっていますか?
□10 最後まで、変わらぬ愛情と責任をもって飼えますか?
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/douso/dt_gyou/hannbai.files/10nokoto.pdf
