元保護犬のミニシュアシュナウザー・天ちゃんは、9 歳の女の子。お散歩大好きで、歩くのも走るのも、まわりをくんくんするのも、散歩のすべてが大好き。
ずっと不思議だったのが、家に来てからずっと、散歩ではマーキングするのです。しかも、足を上げて。
家で引き取る前の環境は詳しくは不明で、唯一知っているのが、オスのミニシュアシュナウザーと一緒に育って、一緒に保護施設に引き取られたということ。今日は、メスの犬のマーキングについてちょっと調べてみようと思います。
そもそも、犬のマーキングとは
本気の放尿ではなく、ちょびっとおしっこを出して、自分の存在を道中に残していく行為(と、ワタシは認識してます)。マーキングの意味としてよく言われるのは:
- 縄張り主張 – 自分のテリトリーだという証拠を残していく。
- 自己紹介 – テリトリーかどうかはともかく、自分の証拠を残していく。
- 発情期の本能 – おしっこで、自分が発情期であることを周りに伝える。
天ちゃんの場合
天ちゃんはすでに避妊手術済み。そしてマーキングは 365 日毎日行っているので、発情期の本能がメインであるとは考えにくい。
そんな中、こんな英語のサイトを見つけました。
Tracy Dewhirst: Rule out medical causes of female dog marking
Q: My 2-year-old spayed female English sheepdog has developed a peculiar habit. We moved into a new home eight months ag...
要約すると:
- 避妊済みのメスがマーキングするのは、珍しい。が、通常のマーキングであれば、不健康なことではない
- 縄張り行動のある、支配的な、アルファ傾向のあるメスは、マーキングする
- 通常のマーキングなのか、体の不調からくる少量の放尿なのかは、動物病院でまず確認してもらうべき。腎臓や膀胱の不調、レアだが、卵巣の一部が残っていたというケースもある
- 健康上の問題が無いと判断された場合は、メスのマーキングは気にしなくて良い。
「女の子なのにマーキングするのねー」と面白がっていたけど、病気が原因の可能性があることもわかり、若干ビビってます。4 月の健康診断では問題無しだったけど、今度、先生にも相談してみよう。